杉板の外壁4(ハードウッド編)
2026/04/04
ハードウッドの外壁
イペやサイプレス、イタウバ、ウリン、セランガンバツーなどのハードウッドも外壁には適していると言えます。
耐食性、対候性、耐水性、耐久性などの観点からも非常に優れたタフな材です。いずれも割高であることが難点です。
ハードウッドは、超硬質木材に分類されますが、国産材で同一の硬度を考えれば、樫やビワ、柿の硬度が思い当たります。
硬質材と言われている欅や楢、栗より更に硬く感じます。
イペや、ウリンなどに比べ、イタウバには靭性があり適度に湿り気を帯びています。
紫外線による劣化で発生する割裂も生じにくい材であることが言えます。
大半のハードウッドは、下穴の施工時に金属的な割裂が突然伴います。
色は大半が、茶褐色から黒を帯びるもの又は、ウリンの様に赤を帯び、色味が濃いものが大半で、
ハードウッドでも比較的に白ポイのはサイプレスです。
イタウバ材
ハードウッドでも、木特有の材に粘りがある材でいえば、イタウバです。
適度な靭性があり、施工の観点からも、やり易い材と言えます。
ただしイタウバは主にブラジル産ですが、植林の産地でも、品質が大きく異なりますので、産地の選定には十分に気を付ける必要があります。
亜熱帯雨林地方の産地材は、密林の高温多湿な過酷な環境下で急激な成長を求められます。
樹が成長する過程で他の樹木より、早く垂直に成長する事が重要な課題であります。
ジャングルの過酷な環境下で食害に抵抗する為に、樹木内部にも食害免疫をより多く含有する必要があます。
虫にとっては木を食すると毒を含有する事になるという事の様です。
そのために結果的に耐食性は優れた材になります。